引用記事:カシオが電子辞書の新規開発を中止 学校でのPCやタブレット普及で(朝日新聞) – Yahoo!ニュース
こんにちは!シーガーです。
本日はカシオ計算機が電子辞書の開発を中止するというニュースがありましたので、取り上げていきたいと思います。
なぜ電子辞書の開発を止めてしまうのか?
結論から申し上げると、スマートフォンの普及や学校でのタブレット利用により電子辞書の需要が急激に減退したからのようです。
確かに、最近電子辞書を使用している人を見かけないですね、、、
意味が分からない言葉もネット検索ですぐに調べることができますし、わざわざ電子辞書を使用するメリットも薄いかもしれません。
また、辞書自体もアプリ化されていることも多く、私は英和辞書の有料アプリをよく活用しています。
少し前ならこれも電子辞書で活用していたことでしょう。
紙の辞書も最近めっきり見なくなりましたし、時代の流れ的に仕方ないのかもしれません。
今後の展望は?
2024年の国内電子辞書販売台数は2019年と比べて7割減少したとのことで、市場縮小を見越してカシオは辞書機能を含んだ教育アプリ開発にシフトしています。
2020年頃からの政府主導でGIGAスクール構想が推進されており、小中学校でのタブレット普及率は急激に向上しています。
小中学生向けの教育アプリ需要拡大余地は未だ残っているかと推察しますので、電子辞書の市場縮小分を補うことは不可能でないとは思います。
カシオも電子辞書開発中止による業績悪化は無いと思いますので、時代の流れに寂しさに感じつつ、見守っていきましょう。
それでは!