引用記事:元中日チェンが現役引退 2009年最優秀防御率、OP戦でセレモニアルピッチ実施(Full-Count) – Yahoo!ニュース
こんにちは!シーガーです。
本日は元中日ドラゴンズのチェン・ウェイン(陳 偉殷)投手が引退を発表したので、記事にしたいと思います。
目次
①NPB入り
②MLB挑戦
③NPB復帰、そして引退
NPB入り
チェン投手は台湾での国立体育大学生時代に公式戦で22奪三振を記録するなど、アマチュア時代から剛腕で腕を鳴らしていました。
2003年、その才能に目をつけた中日が見事獲得に成功し、NPB入り。
日本では通算133試合、37勝33敗、防御率2.60の好成績を残しました。
特に2009年は164イニングで防御率1.54、2010年は188イニングで13勝、防御率2.87の圧倒的な成績を残し、惜しくも日本一には届かなかったものの、中日に多大な貢献をしました。
MLB挑戦
2012年、メジャー挑戦を表明し、オリオールズへ入団。契約は3年総額1,200万ドル。
オリオールズでは在籍4年で3回の二桁勝利を挙げ、先発ローテーションを支えました。
2016年、オリオールズでの好成績を引き下げFA参戦。マーリンズと5年8,000万ドルの高額契約を見事獲得しました。
しかし、マーリンズとの契約初年度に左肘靭帯の部分断裂で故障者リスト入り。トミー・ジョン手術も検討されましたが、保存療法を選択しました。
後から考えると、この怪我がチェン投手の野球人生の分岐点だったのでしょう。
その後、成績は下降の一途を辿り、現地では不良債権扱いされたのが非常に悲しかった記憶があります。
成績的には仕方ないですが、同じアジア人かつNPBで活躍した選手が心無い声を浴びているのを見ると、心が痛かったです。
MLB通算では219登板、59勝51敗、防御率は4.18という成績でした。
NPB復帰、そして引退
2020年のシーズン終盤、千葉ロッテと契約。先発した3登板全てで好投しましたが、味方の援護に恵まれず未勝利となりました。
その後、阪神へ移籍しますが左肩の怪我でまともに稼働できずに終わってしまい、本日の引退へと繋がってしまいました。
中日はチェン投手の功績を称え、3月16日の西武戦(オープン戦)でセレモニアルピッチを実施すると発表。
引退セレモニーのような形で、往年の仲間からのビデオメッセージや花束贈呈があると非常に嬉しいですが、どうなりますでしょうか。
オープン戦ですが、始球式にも注目ですね!
それでは!