引用記事:ヤクルト助っ人〝3本目の矢〟ドジャースMVPトリオ斬り右腕・アビラ獲得調査 「捲土重来」へ!投手陣立て直しの〝ラストピース〟(サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュース、Pedro Avila Stats: Statcast, Visuals & Advanced Metrics | baseballsavant.com
こんにちは!シーガーです。
本日はヤクルトが獲得調査しているペドロ・アビラ投手についてご紹介したいと思います。
プロフィール
アビラ投手はベネズエラ出身の中継ぎ投手です。
2014年にナショナルズと契約してプロ入り、その後2019年のパドレス時代にメジャーデビューを果たしました。
2023年シーズンまではメジャーとマイナーを行き来していましたが、2024年にパドレス&ガーディアンズで中継ぎとしてブレイク。
(4月に金銭トレードでガーディアンズに移籍しました。)
54試合登板、82.2イニング、6勝1敗、防御率3.81、82奪三振、WHIP1.32の成績でした。
ALCSのヤンキース戦では3試合登板しており、言うなればバリバリのメジャーリーガーです。
ピッチングの特徴
フォーシームの最速は156キロ(平均は151キロ)、変化球はカーブ、チェンジアップ、シンカー、スライダーを使用します。
各球種の割合はフォーシームが39%、チェンジアップが22%、カーブが16%、シンカーが12%、スラーダーが7%となっており、基本的には上位4球種を使用していました。
冒頭にURLを張り付けているBaseball Savantを参照すると、チェンジアップが決め球で、MLBでも上位に入る球質を誇っています。
一方で、カーブ、スライダーは平均以下の球質となっており、基本はフォーシーム、チェンジアップの組み立て、カーブ等は見せ球程度の配球になりますでしょうか。
今後の展望
稀にMLBでバリバリの中継ぎが先発での活躍機会を求めて来日することはありますが、アビラ投手は恐らく日本でも中継ぎになるかと思います。
xERAが4.62と実際の防御率と乖離があることやWHIPが1.32であることを踏まえると、ライデル・マルティネス選手のような支配力で圧倒するタイプではないです。
一方で、奪三振はイニング数と同等の82ですので、全く支配力が無いという訳でもないです。
そのため、まずはセットアッパー的なポジションから始まり、日本で想像以上に適応した場合や、ヤクルトの選手事情でクローザーが固定できない場合はクローザーに就くこともあるでしょう。
未だ獲得調査段階ではありますが、メンバーが揃えば強力な打線に、中継ぎエースとしてアビラ投手が加われば今年のヤクルトは非常に期待できる魅力的なチームとなりそうです!
それでは!