シーガーの雑記帳 
参考記事：ドジャースに激震 佐々木朗希が負傷者リスト入り「右肩インピンジメント症候群」と正式発表 長期離脱必至（デイリースポーツ） – Yahoo!ニュース
Roki Sasaki Stats: Statcast, Visuals & Advanced Metrics | baseballsavant.com
こんにちは！シーガーです。本日は佐々木朗希選手が故障者リスト入りした件について触れていきたいと思います。
突如の離脱 ― 佐々木朗希に何が起きたのか？
ドジャースの佐々木朗希投手が「右肩インピンジメント症候群」により、5月に故障者リスト（IL）入りしました。ルーキーとしては順調に見えたシーズン序盤でしたが、ファンにとっては大きな衝撃です。
「インピンジメント症候群」とは、肩の関節内部で筋肉や腱が骨にぶつかり、炎症や痛みを引き起こす症状で、特に投手にとってはリスクの高い障害です。強く腕を振る投球動作との相性が悪く、慎重な対応が求められます。
これまでの佐々木朗希 ― 指標から見る好調と負荷
球速・空振り率でトップレベル
佐々木選手はルーキーとしては及第点の投球を見せていました。以下は主な指標です。
- 平均球速：99.1マイル（約159.5km/h）
- 空振り率：約33％
- フォークの被打率：約.150
これはMLBでもトップクラスであり、トップ選手と比較しても遜色ないデータです。ストレートは打者が反応しきれないほどの球威があり、フォークは打者のバットの下をくぐり抜けていきます。
イニング数・制球面に見られる兆候
一方で、以下のような「異変」も数字に現れていました。
- 平均投球回：5回前後と短く、完投はゼロ
- 与四球数の増加：1試合あたり2〜3四球と乱れが目立つ場面も
- ストレートの伸び（ホップ量）の低下：球質の変化を示唆
これらは投手の疲労やフォームの乱れ、肩の柔軟性の低下といった身体的な変化を表しており、今回の故障に繋がった可能性も否定できません。
インピンジメント症候群とは？投手にとっての危険信号
「インピンジメント症候群」は、腕を上げる際に肩内部の筋肉や腱が骨に挟まり、炎症を起こす状態です。特に野球投手は肩を酷使するため、この症状は頻繁に見られます。
代表的な症状とリスク
- 投球時に肩の痛み・引っかかり感
- 肩の可動域制限
- 悪化すると腱板損傷や断裂につながるリスクも
治療には保存療法（投球中止＋リハビリ）が基本で、回復には数週間〜数ヶ月かかることもあります。
他のプロ投手の事例
過去に同症状を経験したNPBやMLBの投手では、以下のような回復パターンが見られました。
- 軽症：2〜4週間で実戦復帰
- 中〜重症：2ヶ月以上の離脱も
復帰時期は？焦らず慎重なリハビリがカギ
球団は「長期離脱ではない」とコメントしていますが、肩のコンディションは非常にデリケートです。焦って復帰すれば、再発や別の部位への負担増にもつながります。
そのため、現実的には早くても6月中旬、慎重に見れば7月以降の復帰が妥当と考えられます。
今後に向けた改善ポイント
- フォームの見直し（肩に負荷をかけない投球動作）
- 柔軟性・可動域の確保
- 登板間隔の調整とスタミナ強化
佐々木選手はまだ若く、成長途中の投手です。今後も長期的に活躍するには、「耐久性」や「持続力」を身につけることが求められます。
まとめ：完全復活を信じて、焦らず見守ろう
佐々木選手は日本の宝であり、世界が注目する逸材です。今回の故障は残念ですが、しっかりとリハビリを行い、万全の状態で戻ってくることが何より大切です。
ファンとしては焦らず、彼の回復と再びマウンドで剛球を投げる姿を信じて待ちましょう。
それでは！
