こんにちは!スミスです。
年末の大掃除シーズンが近づいてきました。クローゼットや押し入れに眠っている「もう使わないけど捨てるのはもったいない」というモノ、ありませんか?実は、そうした家庭内の不要品が、今や巨大な経済価値を持つ”生活資産”として注目されています。日本のセカンドハンド市場(中古品市場)は、「2023年の市場規模は前年比7.8%増の3.1兆円となった」(「リユース業界の市場規模推計2024(2023年版)」 :: リユース経済新聞)と急成長を続けており、海外からも「日本の中古品は品質が高い」(リユース・中古の市場規模が拡大傾向へ! その理由や今後の課題を解説 | 大塚商会のERPナビ)と高く評価されています。本記事では、なぜ今セカンドハンド市場が盛り上がっているのか、年末の大掃除でどうやって賢くお金に変えるのか、そしてお得に中古品を買う方法まで、主婦目線で徹底解説します。
日本のセカンドハンド市場が急成長中|2030年には4兆円規模へ
市場規模は12年で約3倍に拡大
日本のセカンドハンド市場は、ここ10年で驚くべき成長を遂げています。
「国内中古品消費の市場規模は、10年の3.2兆円から22年に6.2兆円にほぼ倍増した」という時事通信の報道が示す通り、わずか12年間で約2倍に膨れ上がったのです。
中古品販売、2030年に4兆円市場へ 「リユースネーティブ」消費の主役に【けいざい百景】:時事ドットコム
特に注目すべきは、「自動車を除く衣服や家電製品などの中古品市場の成長で、10年の1.1兆円から22年には3倍程度の2.9兆円に急拡大している」という点です。
中古品販売、2030年に4兆円市場へ 「リユースネーティブ」消費の主役に【けいざい百景】:時事ドットコム
洋服、家電、趣味用品など、私たちの身近なモノの中古市場が急速に伸びているのが特徴です。
2030年には4兆円市場へ成長予測
この勢いはまだまだ続きます。
「リユース市場規模は2030年には4兆円に拡大すると予測している」という業界専門誌の推計があり、今後も右肩上がりの成長が見込まれています。
「リユース業界の市場規模推計2024(2023年版)」 :: リユース経済新聞
実際、「2025年に3.5兆円規模に達すると予想されています」(中古市場が急拡大している理由とは?ビジネスチャンスを掴む最新トレンドと課題 | セミナーといえばセミナーズ)という予測もあり、コロナ禍を経て、中古品を売買することが完全に市民権を得たと言えるでしょう。
ジャンル別では衣料・ブランド品・玩具が人気
どんなジャンルの中古品が売れているのでしょうか。2021年のデータによると、市場規模が大きいのは以下のジャンルです。
- 衣料・服飾品:4,587億円(前年比+14.4%)
- ブランド品:2,947億円(前年比+19.6%)
- 家具・家電:2,518億円(前年比+6.2%)
- バイク・原付:1,990億円(前年比+10.5%)
- 玩具・模型:1,803億円(前年比+19.7%)
特に衣料品やブランド品、玩具・模型などが高い成長率を示しています。子育て世代にとっては、子供服やおもちゃが売買しやすいジャンルとして注目されています。
なぜ中古品が注目されているのか|3つの理由
理由1:フリマアプリの普及で売買が超簡単に
セカンドハンド市場が急拡大した最大の理由は、フリマアプリの普及です。メルカリ、ラクマ、ヤフオクなどのアプリで、誰でも簡単にスマホ一つで売買できるようになりました。
以前は不要品を売るには、わざわざリサイクルショップに持ち込む必要がありましたが、今はスマホで写真を撮って出品するだけ。この手軽さが、多くの人を中古品市場に引き込んだのです。
理由2:物価高で「賢い節約」として定着
近年の物価上昇も、セカンドハンド市場を後押ししています。物価上昇が続くなか、消費者の生活防衛意識の高まりから、新品よりも割安なリユース品が注目を集めており、新品を買うより中古品で節約するという選択肢が、家計を守る賢い方法として認識されるようになりました。
特に若い世代は、「リユースネーティブと呼ばれ、高齢層に比べて中古品の購入や使用への抵抗感が低い」(中古品販売、2030年に4兆円市場へ 「リユースネーティブ」消費の主役に【けいざい百景】:時事ドットコム)とされ、むしろ中古品を選ぶことがスマートだと考える傾向があります。長く使うものは新品、商品の変化が早く短期間で買い替えるものは中古品を買うなど、賢く使い分けるという消費スタイルが広がっているのです。
理由3:SDGsやサステナブル志向の高まり
環境意識の高まりも、セカンドハンド市場の追い風になっています。リユースは、持ち物を売って換金したり、割安な中古品を購入するという経済合理性と、再利用という環境配慮を両立する点が評価されており、「売ってよし、買ってよし、環境よし」の三方よしのビジネスモデルとして注目されています。
「サステナブル消費」(持続可能な消費)や「ミニマリスト志向」(モノを持たない暮らし)といったライフスタイルが若い世代を中心に広がり、新品を次々と買うのではなく、必要な人にモノを循環させる方が環境負荷が低いという価値観が定着しつつあります。
年末の大掃除で賢く稼ぐ方法|不要品をお金に変える実践術
まずは「売れるモノ」を見極めよう
年末の大掃除で出てくる不要品、すぐに捨ててしまうのはもったいないです。まずは「売れるモノ」を見極めましょう。以下のようなアイテムは中古市場で需要があります。
- 洋服・子供服:ブランド品はもちろん、ファストファッションでもきれいな状態なら売れる
- おもちゃ・ゲーム:子供が使わなくなったおもちゃは意外と高値で売れることも
- 家電:使っていない家電製品、特に美容家電や調理家電は人気
- 本・CD・DVD:読まなくなった本や聴かないCDも立派な資産
- ブランドバッグ・時計:使っていないブランド品は高額買取の可能性大
日本人はものを大事に使う人が多く、中古品でも状態が良いことが多いため、海外からも日本の中古品は高く評価されています。きれいに使っていたものほど、高く売れるチャンスがあります。
売る場所を使い分けるのがコツ
不要品を売る場所は、大きく分けて3つあります。
- フリマアプリ(メルカリ、ラクマなど):自分で価格を決められるので、納得いく値段で売れる。ただし、写真撮影や梱包、発送の手間がかかる
- 買取専門店(ブックオフ、セカンドストリートなど):店舗に持ち込めばその場で査定・買取してくれる。手間がかからないが、買取価格はやや低め
- 宅配買取サービス:自宅から段ボールで送るだけ。大量の本や洋服を一気に処分したいときに便利
私個人の意見としては、ブランド品や高価なものはフリマアプリ、大量の本や洋服は宅配買取、急いで処分したいものは買取専門店と使い分けるのがおすすめです。それぞれのメリットを活かして、賢く売りましょう。
売ったお金で中古品を賢く買う
不要品を売って得たお金で、今度は必要な中古品を買うのも賢い選択です。例えば、
- 子供服:すぐにサイズアウトするので中古で十分。状態の良いブランド服が格安で手に入る
- 趣味用品:カメラ、楽器、スポーツ用品など、試してみたいものは中古で始めるのがリスクが低い
- 家電:型落ち品でも機能は十分。美容家電や調理家電は中古でもきれいな商品が多い
- 本・教材:子供の教材や資格試験の参考書は中古で揃えると大幅節約
セカンドハンド市場の良いところは、売り手と買い手が明確に分かれておらず、同じ人が買い手にも売り手にもなり得るという点です。不要品を売ってお金を得て、そのお金で必要な中古品を買う。この循環が、家計にも環境にも優しいライフスタイルを生み出します。
年末年始は売買のベストタイミング
実は年末年始は、セカンドハンド市場が最も活発になる時期です。大掃除で不要品を出品する人が増える一方、お年玉をもらった学生や、新年から新しいことを始めたい人が中古品を探すため、需要と供給がマッチしやすいのです。
このタイミングを逃さず、クローゼットや押し入れを整理して、眠っているモノをお金に変えましょう。そして、新年からの新しい暮らしに必要なものを、中古品で賢く揃えるのも良いですね。
まとめ|循環型の賢い暮らしを始めよう
日本のセカンドハンド市場は、2023年に3兆円を突破し、2030年には4兆円規模に達すると予測される巨大市場へと成長しています。フリマアプリの普及、物価高への対応、そしてSDGsやサステナブル志向の高まりが、この成長を後押ししています。
私個人の考えとしては、セカンドハンド市場の拡大は、「モノとの付き合い方」を見直す良い機会だと感じています。これまで「もったいないけど使わない」と押し入れに眠らせていたモノが、実は誰かにとって必要なモノかもしれません。そうしたモノを必要な人に届けることで、家の中はスッキリし、お財布にも優しく、環境にも良い。まさに一石三鳥です。
また、「日本の中古品は品質が高い」と海外からも評価されているのは、私たち日本人がモノを大切に使ってきた証拠です。この文化を活かしながら、新しい循環型の暮らしを作っていくことは、とても意義深いことだと思います。
年末の大掃除は、セカンドハンド市場デビューの絶好のチャンス です。クローゼットや押し入れを見直して、不要品をお金に変え、そのお金で必要な中古品を買う。こうした循環型の暮らしを始めることで、家計も環境も、そして気持ちもスッキリするはずです。
さあ、今年の年末は「捨てる前に売る」を合言葉に、賢いセカンドハンドライフを始めてみませんか?
参考記事リンク
- 時事通信 – 中古品販売、2030年に4兆円市場へ「リユースネーティブ」消費の主役に
- リサイクル通信 – リユース業界の市場規模推計2024(2023年版)
- 矢野経済研究所 – ファッションリユース市場に関する調査を実施(2024年)
- 大塚商会 – リユース・中古の市場規模が拡大傾向へ!その理由や今後の課題を解説
- セミナーズ – 中古市場が急拡大している理由とは?ビジネスチャンスを掴む最新トレンドと課題
※本記事の情報は2025年12月16日時点のものです。最新情報については公式サイト等でご確認ください。

