こんにちは!スミスです。
「進化する旅のカタチ」をテーマに、ツーリズムEXPOジャパン2026(TEJ2026)が2026年9月24日(木)〜27日(日)、東京ビッグサイトで開催されます。世界100か国以上の観光局・自治体・航空会社・旅行会社が集まるこのイベントは、業界関係者にとってはビジネスチャンスの場として、旅行好きの一般来場者にとっては新しい旅先と出会う場として、それぞれ異なる価値を提供するイベントです。「業界日と一般日は何が違うの?」「事前登録はどこからするの?」「商談会に参加するにはどうすればいい?」——そんな疑問を持つすべての来場予定者に向けて、TEJ2026の基本情報・参加方法・当日の行動計画までを丁寧に解説します。
ツーリズムEXPOジャパン2026の基本情報——2年ぶりの東京開催
開催概要・テーマ・会場・入場料
ツーリズムEXPOジャパン2026の基本情報は以下のとおりです(トラベル Watch・TEJ2026概要発表記事)。
- 開催日程:
- 業界・プレス日:2026年9月24日(木)10:00〜18:00
- 業界・プレス日:2026年9月25日(金)10:00〜18:00
- 一般公開日:2026年9月26日(土)10:00〜18:00
- 一般公開日:2026年9月27日(日)10:00〜17:00
- 会場:東京ビッグサイト 東展示棟 東ホール1/2/3/7/8・会議棟(東京都江東区有明3-11-1)
- テーマ:「進化する旅のカタチ」
- 主催:日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)
- 入場料:当日1,500円・前売り1,200円(事前登録で大学・専門学生以下は無料)
- 来場目標:18万人
2025年は愛知・中部北陸(Aichi Sky Expo)での開催でしたが、「2026年は2年ぶりに東京へ会場を戻し、9月24日〜27日の4日間、東京ビッグサイトで開催」されます(トラベル Watch・TEJ2026概要発表記事)。東京ビッグサイトは東京メトロ有楽町線・りんかい線ゆりかもめなど複数の交通機関でアクセスでき、全国各地から集まりやすい立地であることが東京開催の大きなメリットです。
私個人の考えとしては、入場料が「当日1,500円・前売り1,200円」という設定は、これだけの規模と内容のイベントとしては非常にリーズナブルだと思っています。世界100か国以上の観光情報・旅行商品・業界最新情報にアクセスできる点を考えると、学生が事前登録で無料になるという制度も含めて、観光・旅行に関心がある方すべてにとって費用対効果の高い機会です。
2025年実績と2026年への期待値
2025年の愛知・中部北陸開催では、「82ヵ国・地域、1,350企業・団体が参加し、来場者数は127,677人」という結果でした(ALOHA Exhibition Portal・TEJ2026紹介ページ)。東京開催だった2024年は18万2,900人が来場しており、2026年の来場目標「18万人」はこの実績を踏まえた設定です。東京ビッグサイトという国内最大の展示施設での開催は、来場者数・出展者数ともに愛知会場よりも大きな規模になることが期待されます。
また、出展枠については「募集枠が満枠となり、TEJコレクション(特集展示エリア)のお取消待ち受付も終了した」という状況が公式サイトに掲示されており(TEJ2026公式サイト・出展案内ページ)、出展側からの参加意欲の高さが伺えます。来場者にとっては、展示ブースが充実した内容になることを意味する心強い情報です。
業界日と一般日——参加日程の選び方
業界・プレス日(9/24・25)の特徴と事前登録
業界・プレス日(9月24日・25日)は、旅行会社・観光局・自治体・DMO(観光地域づくり法人)・航空会社・宿泊事業者・メディアなど観光関連業界の関係者が対象の参加日です。一般の来場者は業界日には入場できません。「業界・プレス日の来場者・商談会バイヤーの受付を2026年6月25日から開始」しています(TEJ2026公式サイト・業界の方向けページ)。本稿執筆時点(2026年7月)では受付中の状態であり、業界日への参加を予定している方は早急に登録を完了させることをお勧めします。
業界日の主なコンテンツは以下のとおりです。
- 展示商談会:出展者ブースでの直接商談・名刺交換・情報収集。新規取引先・提携先の発掘に最適な場
- 商談会マッチングシステム:事前にアポイントを登録することで効率的な商談スケジュールを組める「バイヤー登録」の仕組みが提供されている(後述)
- TEJカンファレンス(国際会議):観光大臣会合・業界セミナー・テーマ別講演など、業界の最新動向と政策議論を体感できる場
- ネットワーキング:国内外の観光関連プレイヤーが同じ空間に集まる機会は年に一度しかない。名刺交換や立ち話から生まれるビジネスの接点も多い
一般公開日(9/26・27)の楽しみ方
一般公開日(9月26日・27日)は、旅行好きの一般来場者も参加できる日程です。入場料は当日1,500円・前売り1,200円(事前登録推奨)。世界各国・地域のブースを訪れてパンフレットをもらったり、直接担当者と話して旅行先の情報を集めたりという楽しみ方が基本になります。
一般来場者向けの楽しみ方として、私個人の考えで特にお勧めしたいのは以下の3つのアプローチです。
- 「次の旅先リスト」の絞り込みに使う:漠然と「海外旅行に行きたい」という状態でも、実際に現地の担当者と話し、写真やパンフレットを手に取ることで「ここに行きたい!」という確信が生まれやすい。旅の計画に悩んでいる方ほど収穫が大きいイベント
- 旅行会社のブースで限定キャンペーンを把握する:会場限定の旅行商品・特典付きツアーが発表されることがある。イベント期間中に申込・相談した場合のみ適用される特別条件が設けられるケースも
- 体験型コンテンツを楽しむ:各ブースでは観光地の食文化・民族衣装・伝統工芸などの体験コーナーが設けられることも多く、旅行に行かずとも異文化体験ができる
学生・高校生向けの特別制度
TEJ2026では「事前登録で大学・専門学生以下が無料入場できる」制度が継続されています(トラベルボイス・TEJ2026概要記事)。さらに2026年は新たな取り組みとして「業界日に観光を学ぶ高校生を招待する」制度が初導入されました。これは将来の観光人材・プロフェッショナルを育成するという主催者の方針を反映したもので、観光系の学科がある高校に通う学生にとっては実際の業界の現場に触れる貴重な機会になります。
私個人の考えとしては、観光・旅行業界への就職・転職を考えている学生・社会人にとって、TEJは「業界全体のリアルな現場を見学できるキャリアイベント」としての機能があると思っています。採用担当者が出展ブースにいることも多く、自然な会話の中から採用の接点が生まれることもあるからです。就職活動として訪れる場合は、名刺代わりの自己紹介カードや質問リストを事前に用意しておくと有意義な時間になるでしょう。
商談会・TEJカンファレンス・注目コンテンツ
商談会(バイヤー登録)の仕組みと活用法
TEJの業界日最大の特徴のひとつが「商談会マッチングシステム」です。旅行会社・メディア・事業者などの「バイヤー(買い手)」が事前登録し、出展者(セラー・売り手)とのアポイントをオンラインシステムで事前に組むことができます。2025年大会の実績を参考にすると、バイヤー登録は開催約3か月前(6月頃)に開始され、アポイントのマッチングは約2か月前(7月〜8月頃)から始まるというスケジュールが一般的です(※2026年の詳細スケジュールは公式サイトで要確認)。
商談会システムのメリットは、「当日に各ブースを飛び込みで訪問して商談の時間をもらう」という不確実な方法ではなく、「事前にアポイントが決まっているため確実に商談の場が確保できる」点にあります。特に海外の観光局・航空会社など、当日は多くの来場者対応で忙しいブースに対して、確実に担当者と話す時間を押さえられる点は業界関係者にとって非常に大きな価値です。
私個人の考えとしては、商談会をフル活用するためには「会いたい出展者リスト」を事前に整理しておくことが最重要です。バイヤー登録が開始された段階で、目的の出展者にアポイントを申込む準備ができている状態が理想です。人気の出展者(有名な観光局や航空会社)への商談枠は早期に埋まる可能性があるため、開始直後に行動できる体制を整えておくことをお勧めします。
TEJカンファレンス——観光大臣会合と国際会議
TEJ2026では「TEJカンファレンス(国際会議)が新たな2部制で開催」される予定です。「第1部では各国大臣が自国の観光施策を説明し、第2部でWTTC(世界旅行観光協議会)やPATA(太平洋アジア観光協会)などの国際観光団体がクロストークを展開する」という構成が発表されています(トラベルボイス・TEJ2026概要記事)。
この形式変更は、「各国の施策を一方的に発表するだけでなく、国際的な観光機関と連携した議論」へという進化を意味しています。観光政策・インバウンド戦略・SDGsとツーリズムの関係など、業界の大きなトレンドを生のディスカッションとして体感できる機会は国内では他になかなかありません。
私個人の考えとしては、TEJカンファレンスは業界日の来場者にとって「1日で世界の観光の現在地をインプットできる」最も密度の高いプログラムだと思っています。観光業界への就職・転職を考えている方はもちろん、地域の観光施策に関わる自治体・DMO関係者にとっても、世界の動きと日本の立ち位置を確認する意味で欠かせないコンテンツです。
TEJコレクションとジャパン・ツーリズム・アワード
TEJ2026では、特集展示エリア「TEJコレクション」において、「ドライブツーリズム・星空ツーリズム・コンテンツツーリズム・クルーズなどに加え、新たにウェルネスとガストロノミー(美食・地域食文化)の2つのテーマが設けられた」とのことです(トラベル Watch・TEJ2026概要発表記事)。これらは主催者が「産業として注目し育成したいテーマ」を集めた特集コーナーです。通常の展示エリアとは異なる切り口で旅行・観光のトレンドが整理されているため、専門的な視点から業界動向を把握したい方に特におすすめのエリアです。
また、「第10回ジャパン・ツーリズム・アワード」の表彰式がTEJ2026の初日(9月24日)に実施される予定です(TEJ2026公式サイト)。このアワードは、観光業界における優れた取り組み・事業・プロジェクトを表彰するもので、受賞事例は業界のベストプラクティスとして広く参照されます。当日の受賞発表は、来場者にとって「いま業界が注目している取り組みを一覧できる」機会でもあります。
来場前の準備と当日を効率よく回るガイド
事前登録の流れとアクセス方法
TEJ2026への参加には目的別に2種類の登録ルートがあります。
- 業界・プレス日(9/24・25)参加:TEJ2026公式サイト(t-expo.jp/biz)の業界・プレスページから来場者登録を行う。2026年6月25日より受付を開始している
- 一般公開日(9/26・27)参加:前売り券(1,200円)の購入は公式サイトまたは各プレイガイドから。学生(大学・専門学校以下)は事前登録で無料
東京ビッグサイトへのアクセスは「ゆりかもめ『国際展示場正門駅』徒歩3分」「東京テレポート駅(りんかい線)徒歩15分」が主なルートです。TEJ開催期間中は臨海エリアの交通が混雑するため、午前中の早い時間帯に到着する計画を立てることが、会場内での時間を最大化する鍵になります。
目的別の当日行動計画——業界関係者・一般来場者・就活生
TEJは広大な会場に多数の出展者が集まるイベントであるため、事前に「自分が何を持ち帰りたいか」を決めてから来場することが満足度を大きく左右します。目的別の行動計画の目安を以下に示します。
- 業界関係者(商談・情報収集目的):業界日の9/24〜25に参加。商談会のアポイントを事前に組み、午前中から商談をこなし、午後にセミナーと飛び込みブース訪問を組み合わせる。持参物:名刺(多めに)・メモ帳・会社案内資料
- 一般来場者(旅行先探し・観光情報収集):一般日の9/26〜27に参加。事前に「行きたい国・地域」を3〜5か所リストアップし、まずそのブースを集中的に回ってから、残り時間で気になるブースを回遊する。前売り券の事前購入と、公式アプリ(あれば)での会場マップのダウンロードを済ませておく
- 就職・転職活動中の方:業界日・一般日どちらも有効。業界日は採用担当者と話しやすい環境になりやすく、一般日は会社の雰囲気を自然体で感じやすい。服装は業界日は名刺交換を前提にビジネスカジュアル、一般日はやや柔軟に
宿泊・交通の確保と会場周辺情報
東京ビッグサイト周辺(有明エリア)のホテルは、大型展示会の開催期間中に需要が集中します。TEJ2026の9月24日〜27日もその例外ではなく、会場に近い「コンフォートホテル東京清澄白河」「ホテルビジネスインターナショナル東京有明」などは早期に満室になる可能性があります。会場に近いホテルが取れない場合は、新木場・門前仲町・月島などりんかい線・東京メトロ沿線のホテルからのアクセスも現実的な選択肢です。
遠方からの参加者にとっては、JR東京駅・新橋駅からのゆりかもめルートが新幹線からのアクセスとして最も使いやすいです。東京・品川からの移動は合計30〜40分程度が目安となります。
ツーリズムEXPOジャパン2026は、観光・旅行業界の過去・現在・未来が凝縮された特別な4日間です。業界関係者として商談・学習の機会として、あるいは旅行好きとして次の旅先を探す機会として、自分のスタイルに合った参加計画を立てて臨んでください。
参考記事リンク
- ツーリズムEXPOジャパン2026公式サイト
- トラベル Watch・ツーリズムEXPOジャパン2026概要発表記事(2026年4月2日)
- トラベルボイス・ツーリズムEXPO2026概要発表記事(2026年4月3日)
- 日本旅行業協会(JATA)公式サイト
- 日本観光振興協会公式サイト
※本記事の情報は2026年7月10日時点のものです。来場事前登録の詳細・商談会バイヤー登録スケジュール・セミナープログラム・出展者情報等は随時更新されます。最新情報については公式サイト等でご確認ください。

